肉の価値



Britainの銀行前でベンチに腰掛けていると、生肉を捨てている人を発見。
名前を見るとRena [young]
Youngが物を拾うことはあっても、物を捨てるなど許しがたい!!
というわけで、行動開始。

「Renaさん、もしよかったら今捨てたお肉を売っていただけないかしら」
金貨50枚で、5 cut of raw ribsと6 raw birdを購入。
ホントはこの後肉が高く売れることを説明しようかと思ったんだけど、
隣にいたプレイヤーが知り合いだったようなので
後の教育はそっちに任せて別れました。

…と、ここまでは日記で書いた通り。
この後、生肉を手に入れたあたしがどこへ向かったかと言うと…。




まず最初にあたしが向かったのは、銀行から少し南のthe Cleaver(肉屋)
この店のドミニク(Dominique the butcher)に生肉を持ち込んだ。
「raw ribsは金貨5枚、raw birdは金貨2枚で買うよ」と言われたけど、
5×5+2×6=37 …それじゃ赤字だってば。




次にあたしが向かったのは、隣の酒場the Cat's Lairだ。
港を一望できる坂の上にある店で、通り抜ける潮風が気持ちいい。
ここで顔なじみのコックのビアンカ(Bianca the cook)に調理を頼んだんだけど、
彼女は「調理場を貸してあげるから、自分でやってね」と
男どもに人気の、あの自慢の赤毛を揺らして笑った。

仕方がない。
あたしはBiancaに金貨3枚を払うと
Skilet(小型のフライパン)を買い、
店のオーブンを借りて肉を焼く。



焦げた臭いに慌てて取り出したときにはribは2枚に、cooked birdは4羽に減っていた…。
あたしは大騒ぎになった店から、そそくさと脱出した。
こういうとき、Stealthがあるって便利だね!




最後に向かったのはここ、the Best Hides of Britain(皮革店)だ。
この店の毛皮商人リディア(Lydia the furtrader)とは、日頃あまり縁がない。
彼女のことはアユのほうがよく知ってるんじゃないかな?
…というのも、実はリディアはこっそり調理済みの肉類も買い取ってるんだ。
販売リストに載ってないから、意外と知らない人も多いんじゃないかな。
リディアはcut of ribを金貨11枚、cooked birdを金貨16枚、合計金貨86枚で買い取ってくれた。
ところで買い取った毛皮、販売せずにどうするんだろう?


多少の手間と時間はかかったけど、元手は取り返せたよ。
Cookingスキルが高ければ、もっとお金になったんだけどね。




個人的には、ある世代のプレイヤーの行動は、
その一つ前の世代のプレイヤーの行動が反映してると考えてます。
つまり、今のようなUOになった責任の一端はあたしにもあると思っています。

Youngが肉を捨てるってことは、利用価値がないと判断してるってことだよね。
それなら、他のプレイヤーがお金を払ってでも欲しがる様子を見せることで、
次に肉を手に入れたときに使い道を考えてくれるかもしれない。

お金が有り余って仕方ないベテランプレイヤーならともかく、
初心者のうちから肉を粗末にするようなプレイはして欲しくないなぁ。
そう思ったので、今回は珍しく頭を使ったプレイをしてみました。

前半部分がストーリー仕立てになったのは、
生肉を買ってから調理して売るまでの一連の流れが、予想外に楽しかったからです。
最初はこの後半部分が日記のメインだったのに、
後から前半部分を書き足していたら、ついつい筆が勢いに乗ってしまった。