「わたしエミリー。今あなたの後ろにいるの」









去年PAYDAY2でごまかした時点で、苦しいネタ切れ事情はご理解いただけていると思いますが…。
UOから離れて6年も経つと、さすがにUOネタなんて出てこないんだよ!!
え? 一昨年はUOネタ出したじゃないかって?
正直、あれは笑いの神が降臨しました。もう一度あのレベルをやれって言われても無理です。

仕方がないので、今年はSid Meier's Civilization V(Civ5)でお茶を濁そうと思います。





「改めてご紹介します。我らがギルドミストレスemiry!」








「……本人から苦情が来たらどうするのよ」
「Schinaから苦情が来るよりマシかな、と」
「DPKではボスから毒入りのパンを贈られたら死刑宣告らしいよ」
「ないから! そんなマフィアみたいな儀式ないから!!」
「元はケルト文明の指導者ブーディカだよね。どのあたりにemiry要素を感じたの?」
「シンボルカラーが緑なところ」
「色かよ!?」
「あと森からのボーナスがあるから森ガールっぽい」
「emiryに森ガール成分あったっけ……?」
「ほら、ギルドハウスもログキャビンだし、スカラブレイ郊外の森の中だし」
「まぁ緑のローブは森ガールファッションと言えなくもない……かなぁ?」



Sid Meier's Civilizationシリーズのことを簡単に説明すると、
歴史上存在した(あるいは現存する)文明を率いる偉大な指導者となって、
紀元前4000年から紀元2050年までの最大6050年の期間内に、戦争・外交・文化・あるいは科学力で他の文明を圧倒するという目的の、
ターン制戦略シミュレーションゲーム(Turn-Based Strategy)です。


第一章



Civ5では文明や指導者の名前を変えることができます。


都市の名前も変更できます。
都市を建設すると初期設定の名前が自動的に与えられますが、DPKらしさはありません。
首都の名前は悩んだ末に、「毒パン研究所本部」と命名。
本来真面目なゲームですが、名前を変えるだけでいろいろと面白いことに。

紀元前3800年(5ターン目)、毒パン研究所の住人たちが何やら神々を信仰し始めた様子。
自分たちの信仰がどのようなものか、膨大なリストから一つ選ぶことができます。
たとえば「偶像」なら、金や銀を使って作った偶像を崇拝することで文化や信仰が育まれる、といった具合です。
「神王」を選択して「今日から私が神である!」とemiryに宣言させるというのも面白そうですが、
emiryが鍛冶職人だったことを思い出したので「職人の神」を選びました。

今はまだ、言ってみれば原始宗教のような状態ですが、後々信仰力が集まると本格的な宗教が創始できます。
これがCiv5の特徴の一つである宗教システムです。


しばらくして建設した第二都市の名前はElieさんに敬意を表して「コブトス旧本部」と命名。

第三都市は森の中だったので「ユー」。
第四都市は地形的にもデフォルト名「エディンバラ」がとてもよく似合ったので、
素材を活かしつつUOらしさを加えて「エティンバラ」と、それぞれ命名しました。

ゲームを進めていると、ときどき画面上に現れるのが担当相(英語版ではAdvisor)。
アドバイザーの名の通り、それぞれの担当分野についてアドバイスをくれる彼らにも、せっかくなのでDPKメンバーを割り当ててみましょうか。



経済担当相:Rutee
外交担当相:Sun
軍事担当相:Gawain
科学担当相:OKU

こんな感じでどう?
とりあえずイメージ優先で。
たとえ仮でも名前を付けておくだけで、だいぶ雰囲気が違ってきます。
彼らのアドバイスを聞くと、お互いに矛盾する内容を訴えているのも面白いです。
経済担当相は「余計な軍備は減らそう」と言いますし、
軍事担当相は「もっと軍隊を増やそう」と訴えます。


さて、未知の土地の探索が進むと、いずれ他の文明の指導者たちとも顔を合わせることになります。
どの文明が登場するかは、ゲーム開始時に決めておくこともできますし、ランダムにすることも可能です。
今回は(というか私はいつも)ランダムスタートなので、ドキドキする楽しみがあります。


隣のお姉さん。日頃は愛想がいいが、軍事力で下回る相手には容赦なく押し込み強盗を図るツンデレさん。
お隣さんなので関係に気をつけたい。


今回いいところなく、各国に領土を食い荒らされてしまったかわいそうな人。


立派なヒゲを見た瞬間に思った。こいつはCALPIS(仮名)だ、間違いない。


UOで思い当たるキャラはいないけど、持ってる武器がUOでもおなじみのkryssなのでちょっと嬉しい。


THE 強欲商人。
都市国家(ライバルにならない簡略化された小文明)を丸ごと買収して領土に加えてしまう
恐るべき文明固有ユニット「ヴェニスの商人」を持つ。
暫定的にRuteeってことで。男だけど。
女性指導者にも強欲商人っぽいキャラクターはいるんだけど、今回登場するかわからないので。



紀元前1200年、Elieと名乗る一人の預言者が毒パン研究所本部に現れ、宗教活動を始めました。

彼女の教えは、後世の人々からこう呼ばれることになります。
毒 パ ン 道、と。



上に並んでいる宗教のシンボルマークを選ぶと、自動的に宗教名も決まるのですが、
Civ5では創始する宗教に標準とは違う名前を付けることも可能です。
他よりはパンに似ている、という理由で道教のシンボルを選び、毒パン道と改名。
陰と陽は普通のパンと毒入りパンという毒パン道の奥深さを表している……という設定は後付け。



単なる確認メッセージなのに、システムから必死に止められてるようで笑える。
「本当にこんな宗教を創始していいんですか?」って。
きっと名前のせい。


伝道師が布教活動に行くと……。


さらには都市国家モンバサからも……。


みんな、気は確かか
創始した本人が言うのも何だけど、こんなアヤシイ宗教軽々しく信じるなよ。
名前を変えただけなのに、面白すぎておなかが痛い。


別の大陸に住んでいるオランダ、朝鮮、アッシリア、バビロニアと接触。
世界中の指導者が顔見知りになったので、世界議会が開かれることとなり、emiryはその議長に選ばれた。

世界議会というのは、国連やIOCみたいな国際会議の集合だと思ってください。
万博やオリンピックの開催や、特定の国に対する通商禁止を提案できます。
最終的には外交勝利の条件である「世界の指導者」を選出することになります。
提案が採用されるかは投票の行方次第ですけどね。

その世界議会の名前が大変なことに。
世界議会の名前は第一回の主催国の首都から採られます。
フランスが主催国ならパリ会議、日本が主催国なら京都会議です。
(これまた変更できます。「国際連合」でも「国連安保理」でもご自由に)

すると今回は……。



毒パン研究所本部会議
漂う社内会議っぽさ(笑)
都市名を変えたためにいちいち面白いことになってしまった。

emiry率いる毒パン研究所は、このまま順調に世界の指導者として認められるのでしょうか?

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